☆2009年11月の意気込み☆
あえて脱力、お気楽月間! 早めの大掃除!
☆サイトウ工芸−蔵ギャラリー OPEN日程のお知らせ☆

DSCN1362.jpg 11月は加計商店街での展示会を予定しておりますので、蔵ギャラリーのOPENはありません。


場所:温井ダム湖畔 サイトウ工芸  →地図


☆イベント・展示会日程☆
  • 11月7日(土)-8日(日) 9:30−17:00 
  • 11月14日(土)-15日(日) 9:30−17:00
    加計商店街にて
    honmono group + KOUNO TOUKITEN 「木と陶の手仕事展」

    注目!要注意!!ネズミ捕り!!取締りやってます!
    広島からは186号線を加計から浜田方面へと進んでいく途中にサイトウ工芸はあります。
    温井ダムに到着し、ホテル温井スプリングスを過ぎて約500m先、左右が田んぼと空き地で視界が開ける直線道路。いかにもスピードを出してしまいそうなその直線。そこにネズミ捕りはいる! まさにそこはサイトウ工芸の目の前です。 たいてい午前中に取締りをしていますが、念のため午後もご注意ください!50km/h制限の道路です。皆さん要注意です!!

2009年11月09日

11th honmono 「木と陶の手仕事展」加計 第1部

昨日、おとといと、ぽかぽか陽気の中、加計商店街での「木と陶の手仕事展」が開催されました。

PB080209.JPG
正面の戸は全開にして、広々とした空間がさらに広がり、とても気持ちがよかったですよ。

沢山のお客さんに、お立ち寄りいただきました。
偶然の出会い、再会などもあり、とてもうれしいひと時を過ごすことができました。
ありがとうございました。

PB080214.JPG PB080235.JPG PB080229.JPG PB080268.JPG PB080238.JPG PB080244.JPG PB080261.JPG

KOUNOさんのブログでも、たくさんの写真で紹介されています。


さて、今週末14,15日も第2部が開催されます。

また天気がよくなりますように。

現在、加計周辺の紅葉は、後もう少しで最高潮という感じです。
今週末はピタリ綺麗な紅葉が見れるのではないかと思います。

14,15日は、吉水園の一般公開のほかにも、「五サー市」も開催されます。

14日の朝、この「木と陶の手仕事展」会場のすぐ横で、”餅まき”があるそうだ。がんばってゲットするぞ。

その他、太鼓の演奏会や、長尾神社での神楽など、いろいろな催し物があるそうです。

是非、お越しください!

■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ
posted by M.SAITo at 15:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 11th honmono | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

11th honmono - 木と陶の手仕事展 いよいよ明日から

いよいよ明日からとなりました!

会場はこんなんなってます!
PB060176.JPG
展示会のOPENは昼間なのですが、夜の写真でごめんなさい。

明日明後日7,8日は、
☆吉水園一般公開
☆レトロ自動車博物館OPEN
が同時開催。

さらに、商副さん情報によりますと、8日(日)は、吉水園と長尾神社にて尺八、琴の演奏会もあるそうです!

ただいま、紅葉も最盛。

秋の加計を散策するには、この土日がゆっくりできて最高だとおもいます!

次週の14,15日も「木と陶の手仕事展」開催いたします。
こちらは、五サー市も同時開催。
賑やかな加計もどうぞ!

是非お越しくださいませ!

■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ

posted by M.SAITo at 22:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 11th honmono | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

木と陶の手仕事展 会場をチラりと

さて、いよいよ明後日と迫ってまいりました。

11回目のhonmono groupイベント。
6月と同様、KOUNO TOUKITENさんもゲストにお越しいただいて開催する「木と陶の手仕事展」
場所も、6月と同じく加計商店街の空き店舗にて開催いたします。

いまも会場作りに追われ、まだまだセッティング完了とは行きませんが、会場の様子をチラリと・・・

PB050104.JPG

とりあえず、ここまではいつもどおりの雰囲気そのまんま。

しかし、今回はちょっと新鮮に見えるよう手を加えていきますよ。

スタンダードなスタイルに、一歩前に踏み出るような感覚を常にもって、会場作りに励んでいます。

11月7,8日(土日)/14,15日(土日) OPEN−9:30〜17:00です。
是非お越しください!

■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ
posted by M.SAITo at 23:46| Comment(1) | TrackBack(0) | 11th honmono | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

木の器の取扱い(3) 使い始めの注意点

連日、長文連発しておりますが、何卒お付き合いのほどよろしくお願いいたします。


今回は、新しい木の器の使い始めについて。

注意点というほど警戒する必要はないのですが・・・

PB131014.JPG■熱い油はよく染み込む

オイル仕上げの木の器の使い方で、「油は大歓迎」ということをいいました。
とはいえ、ちょっと気をつけないと油染みが目立ってしまい、見苦しい状況に陥ってしまう恐れがあります。

新しい木の器は、まだまだ油が木地にしっかり入っていないため、最初のうちは結構な勢いで油を吸います。
器全体に油が均一に浸透していけばすばらしいのですが、部分的に油がたくさん染み込むと、それらがまだら模様となって残ってしまうのです。
油なので、木の器の機能性に関しては何の問題もないのですが、まだらが残ると、見ため的に結構無残なのです。
こうなると、しばらくは我慢しつつ、どんどん油を吸わせて油の染み込み具合を均一にしていくしかありません。

油は熱いほど木地に深く浸透します。

最初のうちに要注意なのは、たとえば・・・

●揚げたてのあつあつ天ぷらやフライなどを、いきなり置く。一旦別の容器で油を切って置いて、ある程度熱が冷めてから置けば問題なし。
●脂たっぷりの焼肉、焼きたてを木の器にじかに置く。たれなどを入れておけば大丈夫。
●肉汁たっぷりのギョーザなど。焼きたてを乗せて、なかのあつあつ肉汁が出てきたら危ない。

あつあつの油が部分的に乗ると、そこが染みとなりやすいです。


そこで、そういうのを防ぐためのちょっとした技があります。

DSCN3409.JPG■料理を盛る直前に、木の器に油をうすく塗り伸ばしておく

オリーブオイルやサラダ油でいいので、薄く塗っておきますと、一時的にコーティング効果が現れて、不思議と局部的な染みが付きにくくなります。

まんべんなく油が木地に浸透していくわけです。

これをやっておけば、いきなり汁気の多いものなどを入れてもぜんぜん問題なしです。

新しい木の器の使い始めは、この「料理を盛るまえに油を薄く塗る」を最初の5回くらいやっていくと、良い感じに器が育っていくと思います。


■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ
posted by M.SAITo at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の器の取扱い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

木の取扱い(2) 油ものや汁ものを乗せてもいい?

さて、お次のよくある疑問は、オイル仕上げの木の器に「油ものや汁ものを乗せてもいいの?」です。

要は、前回の「汚れや臭いはつかないの?」と同じ内容のことなのですが、油系または液体系のものを入れる時に関して詳しいことを語りたいと思います。

■むしろ油は大歓迎

元はといえば、オイル仕上げの木の器です。
木地に植物性オイルを塗って仕上げただけの木の器です。
食べ物、料理の油が入っても全く問題無しです。
動物性の脂でも大丈夫です。

ところで・・・
この木の器は食事のときに使ったら、もちろんその都度洗います。
普通に、洗剤をあわ立てたスポンジで油汚れなどをササッと拭き取ってきれいに水で流して洗います。

軽い汚れのときには、軽く水洗いのみで完了、という場合もあるでしょう。

と、水洗いをしていると、どちらかというと、毎日使われていく木の器にとっては、油不足の状態になること間違い無しです。
お肌がカサカサになるわけです。

カサカサになると、メンテナンスとしてやってくださいとお願いしているのが、”油分補給”です。

ときどき、台所にあるオリーブオイルなど食用油ならなんでも良いので、木の器全体に油を塗り伸ばして、油分補給をします。

そんな日々の油分が木地にしっかり浸透し、しっかりなじんでいくと、だんだん木地が安定し、強くなっていくのです。
汚れも寄せ付けなくなるし、極度な乾燥環境や湿った環境でもびくともしなくなります。
そして、やはり常にしっとりとした木肌は見た目にもきれいです。


こういう意味でも、油分は進んで木地に吸わせていきたいところなのです。

P1062431.JPGこう言うこともできます。
「毎日、料理を盛ってどんどん使うことが、自動的に油分補給のメンテナンスになる!」


木の器は、なかなか勿体無くて使えない・・・と、おっしゃる方がおおいのですが、使ったほうが木の器のためにも実は良いのです。
どんどん使いましょう。


■油分をたくさん吸わせるワケは?

無垢の木というものは、常に水分が出たり入ったりしているものです。
この水分の変化によって、木地そのものが大きく様子を変えてきます。

水分が抜け切ってカラカラに乾いていくとき、割れが発生したりします。
ある程度水分を含んでいる状態のほうが木地にとっては一番良いと思いますが、少し湿気が多くなりすぎると、カビや黒ずみの原因となります。
これも、どんなものでも同じだと思いますが、人間が一番すごしやすい温度、湿度、の環境がやはり一番良い条件なのだと思います。
気温20℃、湿度60%程度、日陰の風通しの良い場所。

とはいえ、食器として使われる場合というのは、かなり過酷な環境変化の中に置かれることになります。
通常の木の家具などよりもはるかに激しく木自体の伸縮を繰り返しているものと思われます。

そんな木の器にとって重要になるのが、油分です。
出入りの激しい水分の代わりに、油分を木地に入れてやるというわけです。

さらに油というものは、種類によって早い遅いはありますが、時間とともに樹脂状に固まるものです。
木地に油を吸わせ、内部で固めていくことで、どんどん木地は水分の出入りが少なくなり、安定していきます。


食器洗浄機の使用がよろしくないのは、洗剤入りの温水をどんどんかけ続けることで、木地に含まれていた油が抜け出てしまうからです。
さらに乾燥機がかかると、木地の水分も抜けてカラカラです。
そうなると割れる。
一度や二度の使用では、どうってことはないのですが、続けているとよくありません。

電子レンジも同様で、油と水分が抜けきってしまい、割れてしまう恐れがあります。


P9018099.JPG■汁もの、液体を入れて使うのはすこしずつが理想

普段、洗剤を使って普通に水洗いをして毎日使い続ける木の器なので、汁ものや飲み物を入れてもなんら問題は

ありません。

ただ、上記の木地に含まれる油分についてはある程度気にしておいた方がよいです。
長持ちさせることはもちろん、しっとりと綺麗な外見を木の器に持たせて気持ちよく使い続けることができます。

新しい木の器はまだまだ油が木地にしっかりなじんでいないため、熱い汁ものを乗せるのはなるべく避け、サラダや焼き物、揚げ物、炒め物などなどを乗せて使う。
だんだん油が入って落ち着いてきて(木地内で油が固まってきて)から、煮物など・・・
最終的には、ラーメン入れて食べる・・・
といった展開がやはり理想です。

もちろん、新しい木の器に、いきなりラーメンを入れて食べても、ぜんぜん良いのですよ。
ただ、長く付き合うために、頻繁に油分補給のメンテナンスをしてあげるなど、ちょっとばかり篤いお世話をしてあげるようにしましょう。

※ちなみに、うるし仕上げの木の器に関しては、詳しくはまた別途記事にしますが、オイルなどよりもはるかに強い樹脂で木地を固めた仕上げですので、汁もの、飲み物などもぜんぜん気にすることなく入れて使えます。

■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ
posted by M.SAITo at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の器の取扱い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

肩の力を抜いて・・・

今日、久しぶりにCDを買った。
CDを買うのは何年ぶりだろうか。


15周年ベスト〈初回限定盤〉

栗コーダーカルテット。
ピタゴラスイッチで流れる曲とかが入ってる。

なんという脱力感。
とても心地よい。

今日は、ひろしま平和マラソンだったけど、体調が優れないので欠場した。

ちょっと・・・
肩の力を抜いて、
CD聞いてたら、
ホントに癒された。

最近、リキみすぎてたな・・・
割と、楽しんでやってたつもりだったけど、
ちょっと、芯がずれてたような。

脱力感たっぷりで、
お気楽で、
・・・とはいっても、ホントに何もしないでだらだらするわけじゃなくて、
気持ちの良いテンポで、スマートに動いていきたいなあって改めて感じました。

自分自身のあり方も、honmono groupも、実はそうあるべきだったのを思い出した。


とりあえず、”マラソン”のまえに”散歩”から始めよう・・・

■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ
posted by M.SAITo at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

出品商品の紹介 木の器(4) 〜11th honmono

PB029978.JPG■ベビーボウル

φ100 x 50 さくら
¥4800

■小椀 黒
※ベビーボウルのうるし黒仕上げバージョンです。

φ100 x 50 さくら-うるし黒仕上げ
¥6300

ウチの息子は、食が細くて御飯、お味噌汁はベビーボウルで頂いています。



PA169629.JPGPA169674.JPGP4014639.JPG


■赤ちゃんセット

 ○ベビーボウル φ100 x 50 さくら ¥4800
 ○小皿 φ125 x 35 さくら ¥4200
 ○ベビースプーン さくら ¥1200
 ○ベビーフォーク さくら ¥1200
P7237386.JPG

■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ
posted by M.SAITo at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 11th honmono | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

木の器の取扱い(1)汚れや臭いはつかないの?

オイル仕上げの木の器を使ってみようかな・・・とお考えのお客さんで、一番気にされていることの一つに、

食べ物を直接乗せても良いものか?
食べ物の色がついたり、染みになったり、
臭いがずっと残ったりしないのか?

ということがあります。


M.SAITo Wood WoRKSの木の器は、普通に食べられる食用の植物油を塗布して仕上げたものです。

この仕上げは、ウレタンやポリエステルなどといった合成樹脂塗料をたっぷり塗って、完全に木をプラスチックの膜でコーティングしているわけではありません。

植物油を塗布しただけというのは、木そのものの表面の質感を損なわないためにそうしています。自然の木の手触りをそのまま感じていただけるように、という思いでの仕上げです。

やはり、この場合はどうしても外からの汚れをシャットアウトすることは難しいわけです。

カレーの黄色や、梅干の赤などはどうしてもついてしまいますし、食べ物の匂いもついてしまいます。


この汚れや臭いについては、数字で定量的にその度合いの大小を評価することはできず、個人個人の使用感といったあいまいな表現しかできないのですが、

私自身の使用感と、これまでご利用された多くの方の声では、
「ほとんど気にならない」といっていいものです。


■木の器を使っていて感じるのは、やっぱり”木の香り”

カレーを食べて洗った直後には、木の器をにおうと確かにカレーの匂いが残っています。
しかし、次の日別の料理を盛ったときに、カレーの匂いが気になったことはありません。

多くの種類の木を扱っている私が、木の器を使っているときのにおいに関して感じるのは・・・
盛った料理のにおいよりも、その木の器に使っている木そのもののにおいを感じることの方が断然多いです。

サクラの木は、バラ科の植物だけあって甘い良い香りを持っています。
ナラの木は、香り付けのために酒樽(オーク樽)に使われているように、芳ばしい香りがあります。
ミカン科のキハダは、黄色い樹皮が胃薬としても使われているだけあって、苦味の強い、薬膳風な香りがします。
ケヤキは、独特な臭気があり、人によって好みの差があります。

”木の香り”といっても、細かく分けるといろいろな種類のにおいとして分類できるのですが、一般的にはやはり総じて”木の香り”と呼ばれるものです。

木の器を使用しているときに、やはり一番感じるのは、いろいろな料理の残り香ではなく、その木がもつ”木の香り”だと思います。

私が木の器に使っている木の種類には、料理の香りを損なうほどの香木は使っていませんが、木の種類によってはとても香りの強いものもありますので、使い方によっては良し悪しがいろいろあると思います。

■"汚れ"ととるか、使い込んだ"味"ととるか

盛った食べ物の、色や染みもやはり着きます。
カレーの黄色も、直後は黄色く色づいていたけれど、しばらくすると黄色は消えてきます。
表面的に付着しただけの汚れであれば、何度か洗っているうちに取れていきます。
木地に色素がしみこんでいった場合には、ちょっと洗ったくらいでは色は落ちません。
やはりしばらくその染みとは付き合っていくことになります。

ただ、これら食べ物の色というものは、時間が経つにつれて、いわゆる"茶色"になって行きます。黄色も赤もいつかは"茶色"です。
何度も使い込んでいくことで、最初に着いた染みも、あとから重なった染みも全部ひっくるめて、全体が茶色になっていくわけです。

PA169562.JPG右の写真は、同じ木(くるみ)の一枚の板から切り出して作った、二つのスプーンです。
右のスプーンが未使用のもの。
左がウチの奥さんがメンテも何も全く気にせず、半年ほど手荒く使ってきたものです。決してお奨めできない食洗機にも何度かぶち込まれています。

"茶色"くなっています。

なんの色がついてこうなったのでしょうか。
醤油とか、カレーとか、味噌とか、あれこれいろいろな食べ物の色が積み重なっていることは確かです。
子供の泥んこ遊びなど、料理以外に使われていないことは確かです。

この"茶色"は、いわゆる私たち作り手が常套句としている"味"というヤツです。


"汚れ"というものに関して、もっとも気をつけるべきなのは、食べ物の色ではなくて、カビなどによる黒ずみです。
これは、洗ったあとの保管の仕方など、きちんと水気をとり、きちんと自然乾燥させる、といった取扱いに気を配るべきことです。

■結局、陶器も、ガラスも、プラ容器も、鉄の鍋も同じ
他の素材でできている食器なども同じで、みんな普通に使っているんだから、木の器も大丈夫・・・
というような論法だけで終わらせるのは好きではないので、上のように木の器を主軸にして考えを述べたのでありますが、結局はどんな器も大体一緒なのです。

土の器、陶器も釉薬がかけてあったとしても、貫入(カンニュウ)から食べ物の汁やら何やらがどんどん染込む。新しい陶器は、しばらく底を抜けて染み出すほどです。いずれ、いろいろな食べ物カスなどが土の中に詰まることで染み出しがなくなるとか・・・
ガラスだって臭いや色は着くし、プラ容器なんてかなりキツイと思う。
鉄など金属の鍋もかなりイロイロな料理の臭いは着いています。

これらがOKなら、木の器もOKでしょ。なんか文句ある?

・・・というカワイくない言い分です。


とまあ、木の器は取扱いに最初は戸惑うかもしれません。
しかし、使ってみると思ったほど気を使わなくてもよいものです。
ぜひお使いになってみてください。
温かみがあるとかいうのはもちろん、普段の食事や、何気ない食器の扱いをちょっと気にするようになると、食卓がより楽しく、美しいものへと変わります。


P.S.木製品の取扱いというものは、革製品の取扱いと似ていると思う。

■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ
posted by M.SAITo at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の器の取扱い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月31日

弱い

PA319966.JPG熱が出た。

病院にいった。

インフルエンザではなかった。

薬を飲んだら幾らでも眠れる。

でも身体を動かしてたら、元気が出てきた。

あさっては平和マラソン。

一応参加の予定だが、走らないかもしれない。

走っても、途中でリタイヤするかもしれない。


来週から、加計での「木と陶の手仕事展」開催。

がんばるぞー。


■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ
posted by M.SAITo at 23:29| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

木地の仕上げ(1) 手彫り仕上げ

P1212812.JPG私が木の器を作るときに、多用している丸刀による手彫り仕上げについてですが、これを多用するのにもワケがあります。

デコボコしたノミ跡が美しい・・・とか、
いかにも手作り感がかもし出されていていい・・・とか、
こんな見た目上の良いところっていうのがあるのはもちろんですが、
一番の理由は別にあります。

■木の繊維を断ち切る


丸刀手彫り仕上げでは、削った後、表面を特にサンドペーパーなどで磨くことなく完成としています。

よく切れるように研いだ丸刀で、きれいにスパッと切って仕上げた木の表面が重要なのです。
この場合、木地表面はきれいに木の繊維が切断されています。

一方で、サンデイングで仕上げた木地の表面は、一見手で触った感触だけでは、ツルツルとしてきれいな表面に仕上げられているようでも、クローズアップしてみると、実は記事表面は繊維がぐちゃぐちゃ、ボサボサな状態であるわけです。

何か良い言い表し方はないでしょうか・・・

たとえば、ショウガをよく切れる包丁でスパッと切った表面と、おろしショウガを作っておろし金でこすった表面の違い・・・という感じでしょうか。

P5195773.JPGスパッときれいに切断された表面は、顕微鏡とかで思いっきり拡大していっても、同様にきれいにツルッと切断された表面ですが、
サンディングで、一見ツルツルに磨かれた表面は、拡大すると表面はボサボサざらざらです。


まあ、そうはいっても仕上げてから、手触りがどちらもツルツルしてればいいんじゃない?と考えますが、木の器の場合はそうは行きません。

水に濡らすからです。

食器なので、当然水洗いします。

木地が水に濡れたとき、仕上げの差が大きく現れてきます。


サンディングでツルツルに仕上げている状態というのは、クローズアップして表面を見てみると、ボサボサな繊維をある程度押しつぶしている状態でもあります。
これに水をかけると、押しつぶされたボサボサ繊維が一斉に立ち上がってくるわけです。
一見ツルっとしていた表面が一発で、ボサボサざらざら、毛羽立って来てしまうわけです。

それに対して、スパッと切った表面は、水がかかっても変化なし。
ツルッとした表面のまま。


木の器ができるまで」の記事の中で、仕上げ削りをする前に、木地を水につけていましたが、これは木を軟らかくして削りやすくするという目的の他に、削る前に押しつぶされていた繊維を全部しっかり起き上がらせておくためという狙いもあるワケです。


この仕上げの差は、時間が経つにつれ、大きな差となって現れます。
長く使い続けられたときの経年変化がものすごく変わってきます。
もちろん、きれいに切って仕上げられたものの方が、格段に美しい。

すばらしい大工さんは、柱を仕上げカンナできれいに仕上げ削りをされていますね。
(大工くりきさんのブログ→鉋がけの質感を楽しんで・・・)
これも同様に、木地表面の繊維をきれいに断ち切っているわけです。
こうされた柱はやはり長い年月がたっても美しい。

■11th honmono / honmono group + KOUNO TOUKITEN「木と陶の手仕事展」〜加計商店街
11月7日(土)‐8日(日) 9:30−17:00
11月14日(土)‐15日(日) 9:30−17:00
※期間中、吉水園秋の一般公開。
※14日、15日は五サー市が同時開催。

ひろしまぶろぐ
広島ブログ
posted by M.SAITo at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 木地の仕上げ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする